2年ぶり、桜の庄兵衛ギャラリーでは3回目となる二人展。
会期初日オープン前の挨拶では「今回は田中先生の古希を祝う記念としたい」と松井先生。
どの場所に、どの花器を用い、何の花をいけるのか。
田中先生と松井先生、お二人で熟考を重ねた展示構成そして作品をお楽しみいただけましたでしょうか。
先生方の、今回の二人展によせてのご挨拶を紹介いたします。
いけばな二人展「行き行きて 行きて 花」にまつわるお話をいくつか掲載していきたいと思います。
まずは桜についてのお話。
土間に展示しておりました大作の他、何点かの作品で花材に桜を使用しておりました。
会期の3日間を通し、桜の変化を楽しみに毎日足を運んでくださったお客様もいらっしゃったと聞き及んでおります。
しかし毎日お越しいただくのは難しいこと。お写真で変化の様子をご覧いただければと思います。
いけばな二人展「行き行きて 行きて 花」にまつわるお話、今回は「花留め」について。
嵯峨御流では通常、「七宝」と呼ばれる花留めを用います。
いけばな二人展「行き行きて 行きて 花」にまつわるお話、今回は、前回に引き続き「花留め」について。
花留めのお話なのに何故タイトルが「ツルハシ」かと申しますと、「ツルハシ」を花留めに用いた作品があったからです。
こちらの作品の、花の足元をよく見てみてください。
いけばな二人展「行き行きて 行きて 花」にまつわるお話、今回は「炬燵」についてのお話です。
前回、「ツルハシ」を花留めに用いた趣向をご紹介しました。
同様に本来の用途とは異なる用い方をされていたのが「炬燵」です。